臨床研究

乃村俊史チーム

遺伝性皮膚疾患（特に魚鱗癬と掌蹠角化症）の病態解明と治療法の開発

乃村チームでは、魚鱗癬や掌蹠角化症を切り口に、遺伝性疾患全体の発展に繋がるような研究を志向しています。具体的には、変異mRNA/タンパク質分解機構やrevertant mosaicismの発生機構、リードスルー治療、RNA創薬などを研究しています。遺伝性疾患の診断や治療を前進させるような新しい科学的知見を得ることを目標に、チームのメンバー全員で力を合わせて頑張りたいと思います。当研究室が立ち上がってまだ2年と短いため、人数はまだ5名と少ないですが、臨床教室としては珍しく基礎研究者2名が在籍しており、強力に研究を推進していきます。そして、患者会（魚鱗癬の会ひまわり）との連携もさらに密にし、患者さんに直接的に役立つような活動を今後も継続していきたいと思っています。